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尿酸産出を抑え通風の発作を予防するお薬です。

特徴について

ザイロリックは、代表的な尿酸降下薬です。薬理作用からは、キサンチンオキシダーゼ阻害薬に分類されます。

このお薬は、標準薬として古くから「痛風」や「高尿酸血症」の治療として用いられています。

商品詳細

商品名：ザイロリック100mg

成分名：Allopurinol 100mg

用量

通常、成人はアロプリノールとして1日量200?300mgを2?3回に分けて食後に服用します。ただし、年齢や症状によって用量や用法は異なります。

注意点としては血中尿酸値を測定しながら投与することが好ましく、治療初期1週間程度は1日100mgが望ましいとされています。

効能に関する説明

このお薬は、痛風や高尿酸血症の治療に用いられます。高尿酸血症は、血液中の尿酸値が高いことを言い、具体的な目安としては血中尿酸値が7.0mg/dLを超える場合です。そして、このような高尿酸血症になると痛風が起こりやすくなります。

このお薬は尿酸降下薬となるため、尿酸の生合成を抑え、体内の尿酸を減らす働きがあります。したがって「尿酸産生過剰型」の人に適しており、痛風関節炎や痛風結節、高尿酸血症の治療に効果があります。

注意事項に関する説明

お薬を服用するにあたっての注意事項が下記に記載されていますので、服用前には必ず確認するようにしましょう。

【特に注意したい人】

• 腎臓の悪い人や高齢者
• 肝臓の悪い人

腎臓の悪い人や高齢者は、薬の排泄が遅れがちとなりますので、用量を少な目に調節するなど慎重に用いる必要があります。また、肝臓の悪い人は定期的に肝機能検査を受けることが大切です。

【飲み合わせ・食べ合わせで注意したいこと】

このお薬は、白血病のお薬のメルカプトプリンと免疫抑制薬のアザチオプリンの代謝を阻害する性質がありますので、併用する際には特に注意しなければなりません。

また、下記のお薬の代謝を妨げる可能性もありますので、注意してください。

• 喘息の薬のテオフィリン
• 抗凝血薬のワルファリン
• 免疫抑制薬のシクロスポリン
• 抗けいれん薬のフェニトイン
• エイズの治療で使用されるジダノシン

そのほか、アルコールに関してはそもそも痛風によくありません。お薬の効果を妨げる要因の一つにもなるので控えるようにしましょう。

【使用にあたっての注意事項】

痛風を患っている患者さんの症状によって飲む量や飲み方が異なります。そのため、必ず指示通り正しく服用することが大切です。また、服用の際にはコップ1杯以上の十分な水を飲むようにしましょう。

また、不意な痛風発作を避けるため、ゆっくりと尿酸値を下げていくことが大切です。一度に多くの量を服用することは避け、1日100mgくらいから始めて徐々に増量していくことが大切とされています。

副作用

このお薬の性質上、尿酸の結晶が関節から溶け出すため、飲みはじめはかえって痛風発作を起こしやすくなることがあります。ただし、関節にたまった尿酸が排出されることで発作も起こりにくくなります。

このお薬の副作用に関しては、重いものはめったに発生しないと言われています。しかし、まれに見られる症状もありますので、下記の副作用には注意して服用しましょう。

• ・重い皮膚や粘膜障害（発疹や発赤、唇や口内のただれ、発熱など）
• アナフィラキシー
• 血液成分の異常（発熱、喉の痛み、口内炎など）
• 肝臓の障害（だるさ、食欲不振、黄疸など）
• 腎臓の重い症状（尿が少ない、出ない、尿の濁りなど）
• 間質性肺炎
• 横紋筋融解症
• 無菌性髄膜炎

上記の副作用はめったに見られませんが、念の為注意が必要です。また、その他の副作用としては、下記のような症状が見られることがあるのでそちらも確認しておきましょう。

• 発疹
• 蕁麻疹
• かゆみ
• 食欲不振
• 胃の不快感
• 軟便や下痢など

※海外から通販でお買い求めた医薬品の販売は法律で固く禁止されております。
※個人輸入については始めに医師の診察を受けることを強くお勧めします。